2011年3月19日土曜日

世界の目

 今日は朝から冷たい雨、自然と気分も下がります。

が、こんなことではいけないっ!と用事をすませ、

ジムに泳ぎに行くことにしました。

ここは、ゴルフ場やテニスコート、そしてホテルもあるマナーハウス です。

晴れていれば


こんなにきれいです。

ゴルフ場には、犬も連れて行けて、時々リードなしのおりこうさんもいます。

うちのTAKUちゃんは、ボールを見れば追いかけ、

バンカーを見れば、砂遊び、、、なので、

リードなしはありえません。




真剣にラインを読むTAKUちゃん、、、

ではなく、ボールをひたすら狙っております。

イギリスは食事もいま一歩だし、天気も今一歩二歩ですが、

あちこちにこういうマナーハウスがあり、お庭もきれいで、

とても絵になります。

 3時からは、子供たちがはいってくるSPLASH TIME が始まるので、

2時半ごろからPOOLへ。

ほぼ貸切で、気分良く泳ぎ、シャワーを浴びて、ロッカールームに行きました。

すると、なにやらイギリス人の方が怒り心頭で話しているのが、

耳に入りました。

ネガテイブオーラは受けたくないので、聞かない努力をしておりました。

が、JAPANとやたら聞こえてくるので、自然耳が”ダンボ”になり、、、

”いい加減にしてほしいわ! あの写真見た?

思いっきり壊れているじゃない。

あれで、まだ人体には安全と言って、まったく日本の政府のいうことなんて

あてにならない。

放射線がどれだけこわいか、わかってないの??”

等々、お友達にそれはすごい剣幕で、話しております。

彼女の身内が日本に居るらしく、心配を通り越して、

”怒り” でいっぱいでした。

近くで着替える私は、ひたすら日本人オーラを隠し、

そっと着替えました。

ほどなく、その方は帰っていき、ほっとしました。

久しぶりに運動して爽快!っと思ったのもつかの間、

どーんと気持ちが落ちてしまいました。

まあ、こちらの方は、文句を言ったり、怒ったり、、、

感情をむき出しにするのが、ある意味得意なので、

慣れていたつもりですが。

 こちらのメディアは、今や注目はFUKUSHIMA DAIICHI です。

その中で働く50人は” FUKUSHIMA SAMURAI ”と名付けられ、

ちょっとしたヒーロー扱いですが、

普通180人でやる任務を命を賭して、戦っていると書いてあります。

昨日の散水も、” KAMIKAZE MISSON ”と名付けられ、

そんなので、大丈夫?という疑いの目が向けられております。

日本のニュースと違い、原発事故のレベルによって、

どれくらい人体に影響があるか、模型で克明にシュミレーションされ、

余計に恐怖をあおります。

最初は、甚大な被害に、ひたすら同情でしたが、

今やこの原発の状況しだいでは、日本の信用に大きく

かかわります。

今日の雨を見て、原発の上で、豪雨が降って、

冷却してくれないかなあと、ふと思ってしまいました。

 夕方は、一転してきれいな夕焼け、、、

今回のMISSIONも、こういう終わり方をしてほしいと

切に願っております。

 

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