ちょっと暑いくらいでした。
2007年の秋から通いはじめ、今もずっと続けている
お花のお教室に、Piccadilly Circus へ。
今日はタームの最後で、マスタークラスです。
Constance Spry Flower School の校長である
Mr. Wilkinson が教えてくださいました。
私が通いはじめたころは、 London 校として
Kazumi 先生が教えていらしたのですが、
Level 3 の次のProficiency Course の途中で
残念なことに英国本校が閉校となり、
私達のグループが最後の生徒となりました。
その後も、Kazumi 先生が続けてレッスンされて、
タームの終わりには、Wilkinson 先生 のレッスンがあります。
植物学者でもある先生は、お花に対する愛情が
レッスンの際にも、随所に深く感じられます。
最初に習ったのは、2007年のクリスマス、キャンドルアレンです。
ふわっとした空気が入ったようなアレンジが
素敵です。
私の中で、一番印象に残っているアレンジは、
Proficiency Course の際に習ったTop Table のアレンジです。
その流れるようなアレンジは見事でした。
こちらは、Long & Low のアレンジですね。
今までのレッスンの中で、何度となく繰り返し教えていただいたことで、
特に印象に残っているのが
*常に作業する机をきれいにしておく、、、
そうする事で、頭がクリアになり、集中できる
*花材を無駄にすることなく、使う、、、
一本の枝から、鮮やかな手つきではさみをいれて、
無駄なくアレンジをされる様子は、見事です。
*お花を入れるたびに、より綺麗になっていくように、、、、
使ったお花のコストの分だけ、見栄えもよくなるはず
細かいところでは、オアシステープの使い終わりは、
必ず少し横にずらして、とめておく。
そうする事で、次使う方あるいは、自分が次に使う時に、テープの端を見つけやすい。
(結構これは、役にたちます!)
先生が、アレンジされた後のテーブルのきれいなこと。
床にも何も落ちていないし、、、
ゴミ箱の中も、きれい、、、
レッスンの間も、こまめに、床に落ちたものを拾っておられます。
(我が家にも来て欲しい!)
今日は、チキンワイヤーを使ったアレンジ!
オアシスを使わないので、ごみもでないし、
繰り返し使えて、エコ、、、ですが、、、
思ったところに、お花がとまってくれず
なかなか大変です。
このワイヤーの中にお花をアレンジします。
Tree Ivy を最初にいれます。
これは、あちこちに根っこをつけて這って育つ Ivy の
大人ヴァージョンだそうです。
這うのを卒業して、木になり、実をつけるのだとか。
これは、Kazumi 先生から教わったこと。
(私は、ずっと違う種類かと思っておりました。)
イギリスでは、あちこちで見られ、普段は庭の嫌われ者ですが、
クリスマス時期となると、このIvyの黒い実の枝は、
フローリストに大人気で、この実が大好きな鳥と
取り合い? です。
(実は人間には、毒ですので、気をつけて)
こんな風に、アイビーでフレームをつくります。
”今年は、アイビーの実がたくさん残っていますね。
あんまり、鳥が食べなかったようです。”
と言われ、私もお庭のアイビーの実を見て、同じことを思っていたので、
ちょっとうれしい!
アレンジの合間の、お花やお庭のちょこっとした話が
とても為になります。
今日は一種類だけのアレンジということで、
旬のヒヤシンス、、、
まさに、イギリスのお庭にある、お花と緑で作ったアレンジですね。
クラシカルのアレンジは、私にとってピアノのレッスンの時の
ハノンのようなものです。
普段は好きなお花を買って、雑貨を使ってアレンジ!と
好き勝手にやるのですが、やはり基礎は大事!
襟を正す意味でも、しつこくまだまだ通うつもりです。
家に戻り、夕方散歩に行くと、あちらこちらのお庭から
バーベキューのにおいが、、、
この陽気だったら、ありえます、、、まだ3月ですが。
明日も晴れそうなので、ガレージの”断捨離”でもやろうかな。
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