2011年3月17日木曜日

a cup of tea

 今日は先週から予約していた目の再検査のため、PICCADILLY CIRCUS に向かう

べく古びたMetropolitan Line の地下鉄に乗り、いつものように英語の勉強用に持参した

Daily Telegraph に目を通しましたが、ほぼ半分以上が

日本のニュース、、、。

いたたまれず、新聞をたたんでしまい、窓の外をぼーと眺めておりました。

 目の検査も無事終了し、次の用事がある Marylebone High Street まで少し距離は

あったけど、冷たい空気にあたりたくて、街の中をどんどん歩きました。

いつものように、たくさんの買い物客や観光客でロンドンの町はにぎわっており、ここには

普通の日常がありました。

 お茶でも飲もうと思い、さてどこ?と思ったら、ふと思いついたのが、Postcardteas !

多分4年くらい前、何かで落ち込んでいた時、以前雑誌で見つけたこのお店に、ふらっと

入りました。

Bond Street の駅から徒歩で1-2分なのに、とっても落ち着いた静かな通りにその店は

ありました。



いわゆるクラシカルな少々重苦しい一般的な紅茶屋さんとは違い、シンプルで品のよさが

しのばれる店構えと、店内のインテリア、、、





吸い寄せられる様に店内に入り、たくさんあるお茶の中から、多分 Flower Tea かなにかを

たのんだでしょうか、たまたま店内に居合わせた、ロンドン大学で東洋文化を学ぶイギリス

の若者と、オーナーの Tim さんと、なにやら日本の文化やお茶の話、で盛り上がり、

すっかり私のもやもやした気持ちが癒されたことを思い出します。

それから、何度か通い、当時子供たちが通っていた International School  のPTA の

イベントにゲストスピーカーとして、来ていただたこともありました。

当時の写真が




たくさんの方が来られ、TEAの話を聞き、そのあとさまざまな国のお茶のテーブルが用意し、

大盛況でした。




                      イギリスのTea Table



                      中国のお茶とお茶菓子



もちろん、日本のお茶のテーブルもありました。

この日は、当然のことながらたくさんの女性の方が集まり、ちょっと緊張されていたことを

懐かしく思い出します。 2007年の5月ですから、もうすぐ4年になりますね。

 さて、今日私がTasting したのは、 Moutain Grey 、、、

いつも Earl Grey を買って、そのあまりの香りの強さに、失敗が多いのですが、

この紅茶はとても上品な Bergamot の香りが、Darjeeling にのっていて、とても

飲みやすいです。


 

シンプルなロイヤルコペンハーゲンの器に、丁寧に淹れていただいたTea は

心にしみます。

Tim さんの奥様は日本人の方で、お茶や茶筒、茶器の買い付けにも何度も日本に

足を運ばれ、日本にはたくさんの知り合いがいらっしゃいます。

当然話題も今回の地震にも及ぶのですが、”きっと大丈夫! 神戸もあんなに立派に

復興したのだから、今回も絶対大丈夫! ”という言葉を聞き、心が軽くなりました。

 地下はギャラリーになっており、中国からの素敵な茶器がいっぱいです。






オリジナルの茶筒もとっても素敵です、Made In Japan ですよ!




こちらが、オーナーのTim d'offay さん!

ちょっとお茶を飲みに行くのも、お勧めです。

近頃 Tea Bag で、お気軽に紅茶を飲んでおりましたが、ちょっと反省、、

ちゃんと茶葉で淹れた紅茶は、やはり格別です。

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