べく古びたMetropolitan Line の地下鉄に乗り、いつものように英語の勉強用に持参した
Daily Telegraph に目を通しましたが、ほぼ半分以上が
日本のニュース、、、。
いたたまれず、新聞をたたんでしまい、窓の外をぼーと眺めておりました。
目の検査も無事終了し、次の用事がある Marylebone High Street まで少し距離は
あったけど、冷たい空気にあたりたくて、街の中をどんどん歩きました。
いつものように、たくさんの買い物客や観光客でロンドンの町はにぎわっており、ここには
普通の日常がありました。
お茶でも飲もうと思い、さてどこ?と思ったら、ふと思いついたのが、Postcardteas !
多分4年くらい前、何かで落ち込んでいた時、以前雑誌で見つけたこのお店に、ふらっと
入りました。
Bond Street の駅から徒歩で1-2分なのに、とっても落ち着いた静かな通りにその店は
ありました。
いわゆるクラシカルな少々重苦しい一般的な紅茶屋さんとは違い、シンプルで品のよさが
しのばれる店構えと、店内のインテリア、、、
たのんだでしょうか、たまたま店内に居合わせた、ロンドン大学で東洋文化を学ぶイギリス
の若者と、オーナーの Tim さんと、なにやら日本の文化やお茶の話、で盛り上がり、
すっかり私のもやもやした気持ちが癒されたことを思い出します。
それから、何度か通い、当時子供たちが通っていた International School のPTA の
イベントにゲストスピーカーとして、来ていただたこともありました。
当時の写真が
たくさんの方が来られ、TEAの話を聞き、そのあとさまざまな国のお茶のテーブルが用意し、
大盛況でした。
イギリスのTea Table
中国のお茶とお茶菓子
もちろん、日本のお茶のテーブルもありました。
この日は、当然のことながらたくさんの女性の方が集まり、ちょっと緊張されていたことを
懐かしく思い出します。 2007年の5月ですから、もうすぐ4年になりますね。
さて、今日私がTasting したのは、 Moutain Grey 、、、
いつも Earl Grey を買って、そのあまりの香りの強さに、失敗が多いのですが、
この紅茶はとても上品な Bergamot の香りが、Darjeeling にのっていて、とても
飲みやすいです。
シンプルなロイヤルコペンハーゲンの器に、丁寧に淹れていただいたTea は
心にしみます。
Tim さんの奥様は日本人の方で、お茶や茶筒、茶器の買い付けにも何度も日本に
足を運ばれ、日本にはたくさんの知り合いがいらっしゃいます。
当然話題も今回の地震にも及ぶのですが、”きっと大丈夫! 神戸もあんなに立派に
復興したのだから、今回も絶対大丈夫! ”という言葉を聞き、心が軽くなりました。
地下はギャラリーになっており、中国からの素敵な茶器がいっぱいです。
オリジナルの茶筒もとっても素敵です、Made In Japan ですよ!
こちらが、オーナーのTim d'offay さん!
ちょっとお茶を飲みに行くのも、お勧めです。
近頃 Tea Bag で、お気軽に紅茶を飲んでおりましたが、ちょっと反省、、
ちゃんと茶葉で淹れた紅茶は、やはり格別です。
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