今朝、一時帰国中の主人から、メールが。
その中に以前から気にかけていた、主人の元同僚のかたの
メールが添付されておりました。
彼女はロンドンでの事務所立ち上げから一緒に仕事をしてきた
メンバーで、のちに東京に帰られて、
数年前に結婚もされ、出産。
幸せいっぱいのはずなのに、昨年癌の余命宣告を受けられていたのです。
まだ、お子様は2歳にもならないはず。
私が知る彼女は、言いたいことをはっきりと言う、どちらかといえば
気の強いタイプ。
でも、その文面には、そんな攻撃的なところは微塵もなく、
3月のはじめにリタイアした主人に対する慰労と、
なつかしい思い出、そして感謝の言葉が
やさしく綴られておりました。
そして、”あともって一週間か二週間” という文面で、
あふれ出す涙が止まりませんでした。
おいていく家族、とりわけお子様に対して、どんなに無念だろうと。
この時期、命の大切さ、生かされていることに感謝する瞬間は
多々あったけれど、
あらためて、普通に家族と一緒に住んで、トイレにまでついて来る
甘えん坊の犬がいて、、、
かけがえがない、、という思いを強くしました。
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